クリスマスリースを玄関の外側に!付け方は?磁石フックで簡単・安全に飾るヒント

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クリスマスが近づくと、街のきらめきにつられて、自宅でも飾り付けを始めたくなる方が多いのではないでしょうか。定番といえばやはりクリスマスツリーですが、最近では省スペースでも本格的に楽しめるアルザスツリーが人気です。さらにツリーの足元をスタジオクリップのカバーで隠して、全体の雰囲気をより洗練させる人も増えています。こうした小さな工夫で、お部屋全体に温かみと統一感が生まれますね。

一方で、室内だけでなく玄関先の雰囲気づくりにもこだわる人が増えています。中でも人気なのが、ドアに飾るクリスマスリース。玄関の外側にリースを掛けるだけで、訪れる人をやさしく迎える特別な空間が完成します。

リースは手軽に飾れて、ドアの雰囲気を一瞬で華やかに変えられる非常に便利なアイテムです。ただ、外側のドアに飾る際、「どのように設置すれば風雨に耐えられるか」「ドアに傷がつかないか」と悩む方がいるようです。

この記事では、「マグネットフック」「オーバーザドアハンガー(引っ掛けタイプ)」「テグス(内側固定)」といった様々な設置方法がある中で、最も簡単で失敗が少ない**「マグネットフック」に絞って、その魅力を詳しくお伝えします。

クリスマスリース 玄関の外側で最も失敗しない「付け方」はマグネットフック

リースを外側の玄関ドアに飾る方法にはいくつかありますが、お住まいのドアがスチール製であれば、断然マグネットフックがおすすめです。

取り付け金具をドアとドア枠の間に挟む必要がなく、粘着跡も残らないため、ドアを傷つける心配がほとんどないことがポイントです。今回は、このマグネットフックを使った安全で簡単な方法に絞り、具体的な選び方や設置手順を見ていきましょう。

マグネットフックが玄関ドアの外側に最適な3つの理由

スチール製の玄関ドアにリースを飾る場合、マグネットフックが最も推奨されるのには明確な理由があります。

  • 理由1:ドアに傷がつかない強力な両面テープやネジなどを使わないため、ドアの表面に傷や跡を残す心配がありません。設置も取り外しも一瞬で完了し、賃貸住宅の方や、ドアの美しさを保ちたい方に最適です。
  • 理由2:耐荷重が明確で安心マグネットフックは製品によって耐荷重(例:1kg、3kgなど)が明確に記載されています。リースの重さを確認し、それより余裕のある耐荷重のフックを選べば、風雨による落下リスクを大幅に減らすことができます。
  • 理由3:位置の微調整が簡単「もう少し高い位置に」「中心を少しずらしたい」といった微調整が、フックをスライドさせるだけで簡単に行えます。引っ掛け式のハンガーのように、いちいち取り外して設置し直す必要がありません。

失敗しないマグネットフックの選び方とひと工夫

マグネットフックであれば何でも良いわけではありません。屋外環境で安全に使用するために、以下の点に注目して選びましょう。

  • 「外壁・玄関用」を選ぶ: 屋外対応でないマグネットフックは、雨や結露で錆びたり、磁力が低下したりする可能性があります。「屋外用」や「浴室用」など、耐水性・防錆性の高いものを選びましょう。
  • 耐荷重はリースの重さの1.5倍以上に: リースが1kgであれば、1.5kg〜2kg程度の耐荷重を持つフックを選ぶと安心です。強風が吹いても耐えられるよう、余裕を持った設計が重要です。
  • 保護シートを活用する: マグネットの金属部分がドアに直接接触すると、貼り付ける際に摩擦で微細な傷がつく可能性があります。フックのドア接触面にあらかじめ薄いフェルトや透明な養生テープを貼っておくことで、ドアの表面をより確実に保護できます。

磁石フックを使った安全な取り付け方

マグネットフックは非常に簡単に使えますが、安定性を高めるために以下の手順で設置しましょう。

  1. ドアの表面を拭く:フックを取り付ける部分のホコリや水分を乾いた布で丁寧に拭き取ります。表面が汚れていると、フックが滑りやすくなります。
  2. フックを固定する:リースを飾りたい位置にフックを当て、磁力でぴったり密着させます。フックがドアにしっかりと付いていることを確認しましょう。
  3. リースを掛ける:フックの首の長さを確認しつつリースを掛けます。リースの裏側にフックが完全に隠れ、正面から見えないように調整できると理想的です。

麻ひもを使った高さ調整と安定化

フックの首が短くてリースが安定しない場合や、フックが隠しにくい場合は、麻ひも(またはワイヤー)を使うと解決します。麻ひもをフックに結びつけ、その麻ひもでリースを吊るすように固定します。こうすることで、フックの首の長さに頼らず、リース本体の裏側や枝に麻ひもを結びつける位置を変えるだけで、リースの高さや傾きを自由自在に微調整できるようになります。ナチュラルな麻ひもはリースとも馴染みやすいため、目立ちにくいのもメリットです。

【安定性アップ】フック一つでリースの揺れを防ぐコツ

マグネットフック一つだけでも十分安定しますが、風でリースが揺れるのが気になる場合は、もう一つフックを追加する方法がおすすめです。

  • 下部にもう一つフックを使う: リースの上部で吊るすだけでなく、リースの下部、あるいは中心がズレないよう左右の端に、小さなマグネットフックをもう一つ設置します。
  • 安定化させる: リースの裏側とこの下部のフックを、目立たないように細いワイヤーやテグスで軽く固定します。これにより、リースがドアに面で固定され、強風に煽られても回転したり、ガタついたりするのを防げます。

【まとめ】マグネットフックで実現する理想のクリスマス玄関

玄関の外側にクリスマスリースを飾る際、スチール製ドアにお住まいであれば、マグネットフックは最も簡単で、ドアを傷つけないベストな選択です。外壁・玄関用を選び、リースの重さに合わせた耐荷重のものを使うことで、落下の心配なく安心しておしゃれな玄関を演出できます。

マグネットフックは設置・撤去が容易なため、クリスマスの時期が終わった後も、すぐに元のきれいなドアに戻せるのが魅力です。これらのヒントを参考に、今年の冬は安心して、華やかなリースで玄関を彩ってください。